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住職のライフヒストリー
~私が坊主になったワケ〜

紫の時代(44〜74歳) 伝道期

広福寺住職となる。 平成4年 44歳

広福寺法難、この体験を「小説 寺騒動」として「宗教と現代」誌に連載した。

「法華経はイエスの教え」を鈴木出版から出版。平成5年 45歳

日本ペンクラブ会員となる。 推薦者 理事高橋千釼破先生、会員富永航
平先生。会長が梅原猛先生に変わった時だ。平成9年 49歳

「法華経の大きなイエス」ではトランスパーソナル心理学の論客ケン・
ウィルバー(1949〜)の「部分真理の対立的相補性」の組み合わせモ
デルを考えた。

それは密教型・念仏型・禅型であり、左脳型としての密教型・右脳型と
しての念仏型・法華型・禅型。更にこの右脳型の三つのタイプが太陽の
黒点運動の最小周期3年によるとした。
太陽の黒点運動の極小期と極大期の宗教の違いを見た。極小期の宗教
は自己犠牲・自己抑制的であるのに対して、極大期は自己発楊・自己発
現的である。

釈尊の佛教はギリシャ極小期のものであり、法華経の佛教はローマ極大
期のものである。
大乗仏教そのものがローマ極大期のものと言える。
更に日本の鎌倉佛教が中世極大期の産物であることが分かる。
ドイツの哲学者ヤスパース(1883〜1969)が心の軸の時代と言った。ソクラ
テス・釈尊・孔子を輩出し、人類が欲望をコントロールしてきたというのは、
まさにギリシャ極小期の宗教が為した技と言える。ヤスパースは自己犠牲・
自己抑制の意味で心の軸の時代を考えたのかもしれないが、自己発楊・自
己発現の意味からすると、ローマ極大期や中世極大期に興った宗教も大き
な心の軸をなしていると言える。そして、それらの宗教が概ね密教型・念仏
型・法華型・禅型に分けられる。

自己の宗教のタイプをより強く主張することが、他の宗教のタイプをより
深く認めることになる。法華佛教は対他志向型の傾向が強く、自己を
打ち出していけばいくほど他を認めてその中で調和を保とうとする。そ
んなところから法華佛教を強く主張することが世界が調和を保って前進
していくことに寄与することだと認識する。


最後までお読み下さり、有難うございました。